こんにちは、カムさんです。
実は、ここ一週間祖母が透析を休んでいます。
ただただリアルなレポートなので、もし透析を休んだらどうなるの?という疑問が解消されるかは分からないのですが
記録のために残していこうと思います。
Contents
透析を休むことになった経緯
祖母は、もうここ一年寝たきりの状態です。
意思疎通はできるけれど、夢と現の間を行ったり来たりしています。
ここ1ヶ月はもう自分ではご飯が食べられなくなり、透析に行くための車椅子への移乗も難しくなっていました。
それに加えて、本人が周りに訴えるのです。
透析は行きたいくない。痛い。辛い。
と。
そんな祖母を担いでまで透析に行くべきなのか、家族は考えました。
しかし、透析に行かないということは、そのまま死に直結します。
お医者さんの話は、
早い人で3回透析を休んだところで亡くなる方もいます。血液検査の数値もあまりよくないですし、何より本人がご高齢なので、なんとか透析が受けられるといいのですが…
というものでした。
しかし、なにせ本人が透析に行きたがらないので困っています。
透析の前にはヘルパーさんが清拭に来て下さるのですが、
祖母は「助けてくれ〜!殺される〜!やめろ〜!」と大きな声を出すのです。
ヘルパーさんが来ると、透析に行かされるから。そんなことも言っています。
そうまでして…家族は何が正解なのか分からなくなっています。
お医者さんや看護師さんを交えて、父が相談に行ったそうです。
そこでの回答は
ご家族やご兄弟で相談の上、辞めるかどうか検討してください。本人がしっかりと意思疎通ができるときに、辞めるかどうか聞いてみてください。
もうお年もお年なので、もし辞めたとしても痛い!苦しい!というよりは意識がだんだんとなくなって…という風になるとは思いますが、それも確約できるものではありませんから…。難しいですね…。
とのことでした。
家族兄弟に連絡する
私たちも、ただどうしようか…と見守っているだけではありません。
やはり、人の生き死にが関わってくるので、心情としてはなんとしてでも透析に連れて行ってあげて!という訴えも理解できます。
しかし、本人を連れ出すのも相当な苦労なのです。しかも二日に一回。
そこで、祖母の子どもたちや兄弟にも連絡し、現状を確認してもらいました。
介護世代は理解を示す
祖母の子どもたちは今全員が60歳以上。
皆、結婚し、家を出ています。
その家を出た先でも介護問題がかなりあるようで、
ただ生きていてというには自分たちには責任が持てない。お世話をする家族に委ねたい。
とのことでした。
しかし、祖母の兄弟となるとまた話が違うようで、もう意識のない祖母ですが
出来る限りのことはしてやって欲しい!とにかく次回の透析には連れて行ってくれ!
と言われました。
どちらの意見も理解できます。理解できる分、悩みも大きくなるのです。
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